コラム– archive –
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吃音と学校生活:吃音とともに学校生活を送るための工夫5選
学校生活において、他者に上手く気持ちを伝えられなかったという経験はありませんか? 「“やめて”と言いたかったけど言えなかった」「“手伝って”“助けてほしい”と言いたかったけど上手く言えなかった」など、思いが伝わらないことほど、もどかしいものはあ... -
吃音の合理的配慮-4つのライフステージに合わせた配慮の求め方-
「合理的配慮」とは、何でしょうか。一昔前までは、あまり耳にしなかった言葉かもしれません。 「合理的配慮」とは、大まかには、障害者の社会参加のためのものであるといえます。合理的配慮は国際条約や法律でも規定されており、合理的配慮の適用範囲には... -
大人と子どもで微妙に違う-吃音受診の前に考えておきたい相談内容10項目
吃音は大人で約100名に1人・子どもで約20名に1人いる身近なものですが、個人差が大きく、その症状には、発達段階や合併する疾患や生活環境などが大きく影響するといわれています。 また、大人と子どもでは、症状などが異なる傾向にありますので、相... -
【親御様や先生向け】 吃音を持つお子様との関わり方
吃音とはなめらかに話すのが難しい発話障害のことです。 ことばの症状だけでなく「またどもるかもしれない」と、話すことを不安に感じたり、話す場面を怖く感じたりといった心理的変化も伴います。 吃音の症状の軽減には、話しやすい環境を整えて「話す自... -
【吃音があると日直が難しい?】3つの理由と日直との付き合い方を解説!
学校生活で「緊張する場面」といえば何を思い浮かべますか?発表会や運動会などのイベントは、多くの人に見られているという意識が働き、ドキドキしてしまいます。 日常生活でも、指名されて音読したり、教室の前に出て代表で問題を解いたりと、緊張を伴う... -
吃音と言語聴覚士
吃音で医療機関を受診した場合、言語聴覚士とやり取りすることが多いと考えられます。言語聴覚士の職務範囲には、吃音のリハビリテーションがあるからです。 しかし、日本において言語聴覚士は比較的新しい職種であり、その名称を聞いたことが無い人も多い... -
吃音のある生徒を担当する学校の先生へ:吃音に関する7つの知識
もしも、ご自身の担当する生徒に吃音のある方がいたら、どのように接しますか? 吃音には触れないようにするのか、生徒の吃音の症状や困りごとと向き合うのか、どちらが生徒にとって良いのかを考えたことがある先生もいらっしゃると思います。 本コラムで... -
吃音症とは
吃音症(きつおんしょう)とは、ことばを滑らかに話すことが難しい状態を指しますが、日本語特有のものではなく、他の言語でも起こり得ることです。 ほとんどの主要言語で、吃音症を指す言葉があります。例えば、英語では「Stuttering」、中国では「口吃」... -
吃音症の原因(大人)
吃音症(きつおんしょう)は、ことばを滑らかに発話することが難しい状態を指し、子どもでは約20人に1人、大人では約100人に1人の割合でいると言われています。 本コラムは「吃音症」について取り扱いますが、この「吃音症」は、「吃音」とも呼ばれること... -
吃音症の症状
吃音症状は個人差が大きいものですが、症状の種類にはある程度決まったものがあります。 また、吃音症状は、日本語特有の症状ではなく、どの言語においても同様の症状が出る傾向があると言われています。 本コラムでは、吃音症の症状について、「吃音症の...